医療ニーズに応えるため画期的な新薬創出を目指す小野薬品工業株式会社

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2023年4月より、「新薬で未来をつくる」という新CMが放映されていることをご存じでしょうか?大阪市中央区に本社のある小野薬品工業株式会社が、新薬を届けることを通じて、希望やかけがえのない日々を患者やその家族に届けたいという想いを込めて制作したものです。独自の創薬事業による開発・製造・販売を一貫して行う小野薬品工業株式会社を紹介します。

小野薬品工業株式会社の企業理念

1717年(享保2年)初代伏見屋市兵衛が大阪道修町に薬種商を創業して以来、300年を超える大きな節目を迎えました。この間、その時代の痛みを癒し、患者の健康を願い、薬業一筋に邁進してきました。「病気と苦痛に対する人間の闘いのために」という企業理念のもと、独創的で革新的な新薬を創製し、研究開発型国際製薬企業(グローバル スペシャリティ ファーマ)を目指しています。そのために、経営資源を新薬の創製と医療用医薬品の研究開発に集中するとともに、今後の発展を支える人材育成に取り組んでいます。いまだ有効な治療方法がない疾患に対する医療ニーズに応えるため、長年の研究開発で積み上げてきたノウハウや技術力を活かして積極的な取り組みを行っています。

また、戦略的提携をグローバルに推進することにより、欧米の大学や研究機関の最先端の技術を学び、創薬力のさらなる向上に努めています。さらに積極的なライセンス活動により欧米での自社販売を見据え、現地に開発拠点を設置し、臨床開発から承認申請まで自社で実施できる体制の整備を進めています。このように真に患者のためになる医薬品を継続的に研究・開発・提供することで、社会的存在価値を一層高めていきたいと願っています。人々の健康な生活に役立つ医薬品の開発に努め、社会への貢献を続けていくことを目指しています。また、人の生命にかかわる医薬品を取り扱う製薬企業としての責任を誰よりも深く自覚しています。法令遵守はもとより高い倫理観・道徳観に基づき行動するため、コンプライアンスの一層の強化に努めています。

開発実績

「真に患者のためになる医薬品を開発して社会に貢献する」を研究開発理念とし、これまで克服されていない病気、患者の治療満足度が低く、医療ニーズの高い疾患領域を重点領域に据えて、革新的な新薬の創製に挑戦し続けています。

1960年代には、世界初の生理活性脂質「プロスタグランジン」の全化学合成に成功し、陣痛誘発・陣痛促進・分娩促進剤、気管支喘息治療剤など数多くの画期的な新薬を創出しています。また、2014年には、これまでにないメカニズムを持つ画期的な「がん免疫療法薬」を開発・実用化しています。すでに約60か国以上で承認されており、日本においても7つのがん腫で承認を取得しており、がん治療における革新的な治療の選択肢を医療関係者やがん患者に提供しています。現在では、その他のがん腫での承認取得を目指して臨床試験を継続しています。

未来に向けてチャレンジを続ける

小野薬品工業株式会社は、医療関係者向け専門の製薬会社ですので、一般的にはなじみが薄い会社かもしれません。しかしながら、300年を超える歴史の中で培った技術力やノウハウを活かした独創的で、革新的な創薬事業は高く評価されています。真に患者のためになる医薬品を継続的に開発・創製し医療ニーズに応えるには、新しい発想やチャレンジが続けられるべきと期待されています。